アパート経営において火災保険は欠かせません。弊社が管理しているアパートでの出来事です。アパートの入居者が、石油ファンヒーターを使用しており、灯油を使っておりました。灯油を給油する際にカーペットに灯油をこぼしており、たばこの火がカーペットに落ちて引火し火事を起こしてしまいました。アパートの半分が燃えてしまいました。この際にアパートのオーナー様が入っていた火災保険で保険金を使いアパートを修繕しました。火事になった場合には、消化の際の火事の匂いが残ります。この匂いを消すには全面的にリフォームする必要があります。
アパートを修繕する期間入居者はアパートに住むことができないので、ビジネスホテルに仮住まいをしてもらいました。この費用も保険でまかなうことができました。
アパートを修繕後は、入居者にまた住んでもらうことができました。新しい入居者を探す必要がなかったため火事の前と同じ入居者でアパート経営を続けていただいております。
もし火災保険に入っていなかった場合は、アパートオーナー様自身の自己資金でアパートの修繕を行わなくてはなりません。金融機関からの借り入れも難しいようです。自己資金がない場合には、アパート経営を諦めアパートを解体し土地を売却してしまう場合が多い様です。