アパート経営における借金には、アパートを建設する際に金融機関から借り入れする場合と、中古アパートを購入する際に金融機関から借り入れする場合があります。
新築のアパートを建てる際には、建設費用が高額なため借金がかなり大きいです。しかし、新築の場合には、入居者からいただく家賃が高く金融機関への返済もスムーズに行えます。長期間同じ賃料でアパートを経営していくことはこの時代難しいのが現実です。長くても10年くらいの後には、近隣のアパートの家賃と同じ金額に合わせていかないと入居率が悪くなってしまいます。近隣の家賃いあわせるとアパートの建設時に金融機関と約束した借金の返済金額と経費を引いた収入金額と同等になってしまいます。
こうなってしまうと、家賃収入を生活費の一部や他の支払いなどに充てていた部分が足りなくなってしまいます。アパート経営で避けられないアパートの修繕やリフォームの費用が捻出できなくなってしまい新たな借金を金融機関にお願いする必要が出てきてしまいます。どんどん借金が膨らみアパート経営が厳しくなってしまいます。このようなケースが増えてきているようです。
中古アパートを現金で購入した場合、返済する借金がなく家賃収入があるので、個人の所得が増えてしまい税金が増えてしまいます。このような状態で修繕費やリフォーム代をあらかじめ蓄えておくことが難しいです。アパート経営では、借金も上手に活用する必要があるかもしれません。