アパート経営を続けているとアパート自体の老朽化の問題が必ずあります。老朽化の程度にもよりますが、修繕やリフォームや大規模回収、アパートの立て直しなどの選択肢があります。アパート経営を続けていくのであれば老朽化した賃貸物件を大規模回収または立て直す場合には、資金が必要です。オーナー様が例えば70歳をこえているのであれば、金融機関からの借り入れは難しく、自己資金を使う必要があります。しかし老後の生活につかうお金を使ってしまうのは少し心配な気がします。この場合は、アパート経営を諦めてアパートを他のオーナー様や不動産会社に売却することをお勧めします。

現在、毎日のように新築のアパートがどんどん建っている状況の中で、古いアパートをリフォームしたからといっても新しいアパートには勝ち目がありません。宇都宮のアパートの入居率は、全体の6割程度のようで4割が空室という厳しい状況のようです。老朽化してしまったアパートの入居率は日に日に下がっていきます。こうなると家賃も下げなくてはならず、アパート経営としての収入もへりリフォームにかける費用もなく悪循環に陥ってしまいます。

このような悪い状態になる前に、アパート経営を続けるのか売却するのかを早い段階で決めることをお勧めします。